にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

バルーンアートの作り方〜剣編①(洋風)-1

前回まではバルーンアートの基本のひねり方について解説してきましたが、今回からやっと作品解説です!

剣のバルーンアートは、私が初心者を対象にした体験教室で最初に教える作品なので、トップバッターとして選びました。
犬よりなにより一番簡単だと思います。

作り方は色々ありますが、動画では洋風の剣2種類をまとめて紹介。体験で教える作品と、持ち手の形が少し違うバージョンです。(ブログでは2記事に分けました)

剣(Sword)

準備するもの

  • 260サイズの風船 1本

作り方①丸を作る

空気の入っていない部分を2cmほど残して膨らませます。

結んだ側から3cm程度の丸を作ります。

バルーンアートの剣

これは単に、次に作るループツイストを押さえるためのものなので、特に役割はありません。

作り方②ループツイストを作る

大人の手のひらより少し大きいくらいの輪(ループが)できるように、風船を二つ折りにします。
(風船を伸ばした状態で、ひねり目〜ひねり目の間が約20cmが目安)

最後にこの輪(ループ)の中に風船を入れていくので、小さすぎると通しにくくなります。逆に大きすぎると中で風船が動いちゃうし、短くて不細工な剣になっちゃうので気をつけましょう。

バルーンアートの剣

最初に作ったひねり目と隣り合うところを一緒に片手で掴みます。

反対の手で輪(ループ)を掴み、両手をぞうきん絞りの要領で反対方向へ回します。
ループツイストができました。

作り方③持ち手を作る

自分の手の長さより少し長い楕円形を作ります。
写真のように、実際に握って“ここ”という位置を決めたら、3回ほど回してひねり目を作ります。

持ち手用の楕円形が作れたら、ひねり目がほどけないように持っておきます。

作り方④ループに通す

風船の先端(結び目のない方)をループツイストの中に通していきます。

バルーンアートの剣

人の手が借りられるときは、ループを広げて持っていてもらいましょう。風船同士が擦れ合わない方が通しやすいし、割れるリスクも減らせます。

通す長さは持ち手用のひねり目が先端にくるところまで。
ずっと引っ張り続けると、そのまま抜け出てしまいます。

作り方⑤カーブを直す

もし剣先が曲がっていたら、反対方向への曲げ癖をつけるように手を動かし、先端までなぞるように滑らせていきます。

完璧な直線は難しいですが、ある程度真っ直ぐにはなります。

作り方⑥空気を最後まで入れる

先端に空気の入っていない部分があるときは、中の空気を先端に押し出します。

バルーンアートの剣

指先だけで握っても中の空気は動かないので、手のひら・指全体をなるべく面積広く使って握るイメージです。

うまくいかない方は足や腕、他の人の手を借りるなどして隙間なく握って空気の逃げ道をなくすと、空気を先端に移動できます。

慣れていないと、長い距離空気を移動させるのは難しいと思いますが、先端以外の風船を隙間なく握ることができれば動いてくれます。
感覚をつかむまでは、自分の手以外のものも活用して練習してみてください。

これで、バルーンアートの剣が完成です!

バルーンアートの剣なら、チャンバラごっこをして身体に当たっても、あんまり痛くないと思います。
思いっきり遊んで割れても、また剣を作る練習ができるってことですしね!😁

動画で公開した持ち手の形の違う剣については、後日改めて公開いたします。
どちらも合わせて作ってみてください♪