持ちやすさを優先して160サイズを使いました。
そのせいか、朝作った弓矢は夜には飛ばせなくなってました😅
弓矢(Bow and Arrow)
準備するもの
- 160サイズの風船(弓用) 4本
- 260サイズの風船(矢用) 1本
作り方①矢用の風船を準備する
260を1/3になるよう折り曲げ、口側に近い1/3のところで切ります。
切った口側は使いません。
先端側の2/3の全体に空気を入れます。
切り口側に、空気の入っていないところが5cm程度になるように空気を抜きます。
そのまま空気を抜くだけだと変化がないように見えますが、全体から少しずつ抜けています。
このとき、端がしぼんでしまったら、中の空気を先端に向かって押して綺麗な丸になるようにしてください。
切り口に近いところを握って空気を抜くと、先端側をしぼませずに空気を抜くことができます。
空気量が調整できたら、切り口に近いところで結んでください。
ここにピンチツイストを3個作るため、間を開けて中の空気が移動できる余地を作っておきます。
作り方②矢を作る
空気の入っている終わりのところから10cm程度(ピンチツイスト3個分)でひねり目を作ります。
このひねり目から切り口側に1/3の大きさの丸を作ります。
この丸以外を片手で持ちます。
反対の手の親指・中指の横で丸を挟み、人差し指を真ん中に差し込みます。
親指と中指は寄せ合いながら、人差し指は外側へ引きながら回すとピンチツイストが作りやすいと思います。
写真では矢印を両方向につけていますが、回しやすい1方向へ回してください。
ピンチツイストの詳しいやり方については、下記リンク先の記事も参考にしてください。
このピンチツイストは、大きめに作った方が弦に当てやすくなります。
残りの楕円形が2当分になるところにひねり目を作り、できた丸をピンチツイストにします。
先に作ったピンチツイストが邪魔をすると思いますが、やり方は同じです。
3個めのピンチツイストは、空気の入っている終わりのところを根元に寄せ、同じように丸を回して作ることもできます。
丸を回さずに端を引っ張り、ピンチツイストの根元に1~2周巻きつけて留めても、自然とピンチツイストの形になってくれます。
どちらかやりやすい方法で、3個めのピンチツイストを作ってください。
端は短めに切って、外から見えないようにします。
少し引っ張った状態で切ると、伸縮の勢いで根元に隠れてくれます。
ピンチツイストは、最低1個は後ろから見たときにシワが見える向きにしておいてください。
縦向きより、弦が当てやすくなります。
ちなみに、ピンチツイストが2個だけだと間に弦が挟まりやすくなるため、3個で作るようにしています。
矢がカーブしていると、カーブと同じ向きに曲がって飛んでいってしまいます。
カーブと反対向きに曲げグセをつけ、なるべく真っ直ぐになるようにしてください。
作り方③ツイストを作る
160の風船のうち2本に1cm程度残して空気を入れ、口側を結び合わせます。
2本をより合わせ、ツイストにしていきます。
人の手が借りられる場合は、結んだところに近いところを押さえてもらってください。
1人で作る場合は足で挟むのが一番やりやすいと思います。立ち姿勢の場合は太もも、座っている場合は足の裏同士が挟みやすいです。
また、立ち姿勢の場合は、先端に手が届きにくくなっても太ももより下側に風船を押し出すことで長さを調整できるので、おすすめです。
2本は均等に絡めるようにしてください。どちらか一方に力を入れ過ぎてしまうと、一方に巻きついていく形になってしまいます。
しっかりより合わさるのが理想ではありますが、力を入れ過ぎてひねり目を作ってしまわないようにも注意してください。
先端に近いところまでツイストできたら、2本を結び合わせます。
作り方④ツイストを通す輪を作る
160の風船に12cm程度残して空気を入れ、結びます。
この風船でツイストが通る輪を作ります。
まず、実際にツイストに巻きつけてサイズを測ってください。
ちょうどいいサイズよりは、指が1・2本入る程度にゆるくしておきます。
決めたサイズの輪の形を作り、風船の口と隣り合う部分にひねり目を作ります。
必ず、輪の形にしてからひねり目を作ってください。中の空気量を減らし、割れにくくすることができます。
そのひねり目と、風船の口の結び目を合わせていきます。
口を引っ張って合わせようとするとわずかですが、隙間ができてしまいます。必ず、ひねり目と風船の口の結び目を一つにまとめるようにしてください。
風船の口を引っ張って1周巻き付け、輪の間を通して反対側へ引き出し、ひねり目に留めておきます。こうすることで手を離してもほどけなくなります。
風船を折り曲げて同じサイズの輪を作り、ひねり目の隣をひねります。
2個のひねり目を片手で持ち、反対の手で輪を持ったら、両手をぞうきん絞りの要領で反対方向へ回してループツイストにします。
ループツイストの詳しいやり方については、下記リンク先の記事も参考にしてください。
作り方⑤弓を作る
ツイストした風船の両端を揃え、真ん中を探します。
両端から揃えていって見つけた真ん中を片手で持ち、反対の手もすぐ横で同じように持ち、両手をぞうきん絞りの要領で反対方向へ回してひねり目を作ります。
両側の長さが揃っているか確認し、違っていたらひねり目を作り直してください。
ツイストの両端を片方ずつ、ループツイストに通します。
ループツイストをツイストの真ん中あたりまで移動させます。厳密に真ん中じゃなくて大丈夫ですが、ループツイストからひねり目までの長さが左右揃っているかは確認しておいてください。
ツイストの両端と、12cm残して空気を入れた160の空気の入っている終わりのところを一緒に合わせます。
単純に結び合わせてもOKです。
空気の入っている終わりのところを結び合わせたところに寄せ、端を巻きつけて留めるやり方だと、結ばずに合わせることができます(写真参照)。
端は1〜2cm残して切ります。
あまり短く切りすぎるとうまく隠せなくなるので、少し長く残すようにしてください。
同じ位置にある風船の口とともに、外から見えづらくなる位置に押し込んで隠しておきます。
1本の風船は、ツイスト同士の間になる位置にしておいてください。
作り方⑥弦を付ける
空気を入れていない160の先端側を、ツイストの端に結びます。
口側から結んでしまうと、中に空気が残り過ぎてしまうことがあります。(写真右下…分かりづらいですが😅)
中の空気を完全に出してペタンコにする必要はありません(写真左上…これも分かりづらい💦)が、膨らんでいると矢が飛ばしにくいと思います。
弦の長さはお好みで決めてください。
半分くらいにすると、見た目の良さと矢の飛ばしやすさのバランスが取れるかなと思っています。
ねじれないよう気を付けていただき、決めた長さになるように反対側の端に弦用の風船を引っかけます。
残りが長すぎると結びづらいと思います。かといって短すぎるとうまく隠せなくなるので、この時点ではある程度長さを残して切り、結んでください。
改めて、端が1〜2cmになるように切り、外から見えづらくなる位置に押し込んで隠しておきます。
これで弓矢の完成です。
矢の飛ばし方
弓を持つ手は、真ん中の真っ直ぐの風船を持ちます。
ツイストの部分は持ちづらいと思います。
矢の先端は2本のツイストの間に出してください。
矢のピンチツイストのシワが見えているものを弦に当てます。
弦がひねり目に挟まらないように注意してください。
矢を引いて手を離すと、弓の間から飛び出してくれます。
矢の先端にオモリになるものをつけるなど、工夫したらある程度は飛ぶかもしれませんが、実際は大して飛びません😅
最初に書いた通り、賞味(?)期限もめっちゃ短いおもちゃですが、遊べるバルーンアートの一つとして、楽しんでいただけたら幸いです♪