作り方⑤パンツを作る
ツノ・パンツ用の160の風船に40cm程度分だけ空気を入れて結びます。
結んだところから4〜5cmの楕円形を1個作ります。
次の部分を握りつぶして中の空気を後ろへ送ってから、空気量を減らした2cm程度の丸を作ります。
丸以外を片手で持ち、反対の手の親指・中指・人差し指で丸をつまんで、外側へ引きながら回してピンチツイストにしてください。
この楕円形とピンチツイストの組み合わせをあと3組(合計4組)作っていきます。
残りの部分を体用の風船の足の間に通します。
4組の楕円形とピンチツイストを体(腰)に巻きます。
最後のピンチツイストの根元に風船の口の結び目を合わせ、口を引っ張って1~2周巻きつけて留めてください。
風船の口は内側など、目立たない位置に隠しておきます。
パンツの下側の長さを決めてひねり目を作り、対角線上にあるピンチツイストの根元に1~2周巻きつけて留めます。
ひねり合わせると、パンツというよりふんどしのような形になります。形を見れば間違えにくいとは思いますが、左右のひねり目に合わせないよう気をつけましょう。
空気の入っている終わりのところをしっかり握って、膨らんでいないところで切ります(切り離した残りはツノに使っていきます)。
根元までゆっくり空気を抜いてください。
端は長すぎるようでしたら切り、パンツの内側など、目立たない位置に隠しておきます。
作り方⑥腕を作る
手・腕用の160の風船に50cm程度分だけ空気を入れて結びます。
結び目側から5cm幅くらいの輪の形を作ります。
先に輪の形にすることで中の空気量を減らし、割れにくくすることができます。
風船の口と隣り合う部分にひねり目を作ります。そのひねり目と、風船の口の結び目を合わせていきます。
口を引っ張って合わせようとすると隙間ができてしまうので、必ず、ひねり目と風船の口の結び目を一つにまとめるようにしてください。
風船の口を引っ張って1周巻き付け、輪の間を通して反対側へ引き出し、ひねり目に留めておきます。こうすることで手を離してもほどけなくなります。
この輪が、親指以外の指と手のひらのようなものです。
次の部分を握って空気量を減らし、2cm程度の丸を作ります。
丸以外を片手で持ち、反対の手の3本の指で丸をつまんで外側へ引きながら回し、ピンチツイストにします(親指)。
体用の風船と見比べて腕の長さを決め、ひねり目を作ります。
写真では8cm程度で作っています。
このひねり目を体用の風船のループツイストの根元に1周巻きつけて留めます。
ここまで作ったものを逆順に作っていきます。
先に作ったのと同じ腕の長さでひねり、ピンチツイストを1個作ります(親指)。
次の部分を折り曲げ、先に作ったのと同じサイズの輪になるようひねり目を作ります。
このループツイストは金棒を取り付けるときに固定します。ここではひねり目まで空気を抜いて仕上げていきます。
ひねり目からは手を離しても大丈夫です。アトがついたところまで空気を抜くようにしてください。
空気の入っている終わりのところをしっかり握り、膨らんでいないところで切ります。
ひねり目を作ったところまでゆっくり空気を抜いてください。
空気の入っている終わりのところで結びます。
端はループツイストを固定する際に使います。切らずに、このままにしておいてください。
作り方⑦金棒を作る
160の風船を端から10cm程度のところで切り、切った先端側全体に空気を入れます。
口側に膨らんでいない部分を作るように空気を抜きます。
先端側がしぼんでしまったら中の空気を押し、先が丸くなるようにしてください。
間を空けて、切り口に近い方で結びます。
手の上にはみ出させる長さを決めてひねり目を作り、輪を開いたままの手に挟ませます。
手の最後の結び目をピンチツイストの根元に押さえて、端を引っ張って1~2周巻きつけて固定します。
端を一度輪の間に通してから、長すぎるようなら切り、輪の中に押し込んで隠してください。
金棒の先端に近い側に何度かひねり目を作って離す、を繰り返します。
これは、金棒の先端側を太らせてより“それっぽい形”にするために行います。
やりすぎると割れることがあるので注意してください。
中の空気を先端に向かって押すと、先端側が少し太くなると思います。
このとき、中の空気が移動しすぎて金棒の根元がグラグラしたら、手の中のひねり目をほどいて調整し、ひねり目を作り直してください。
手の下の長さを決めてひねり目を作ります。
ピンチツイスト1個分は残るようにしてください。
残した丸をピンチツイストの形にしていきます。
■輪を作って結ぶ場合■
空気の入っている終わりのところを根元に寄せ、風船の端を手前から奥側へ引っ張るときに丸の下に指を入れ、輪を作ります。
その輪の中に端を通し、結んで固定します。
■先にピンチツイストにする場合■
空気の入っている終わりのところを根元に寄せて端を1〜2周巻きつけ、ピンチツイストの形にします。
端をひねり目ごと人差し指と中指に巻きつけてから、2本の指で挟みます。
端を挟んだまま輪から指を抜いて結び、ピンチツイストを固定します。
どちらかの方法でピンチツイストを作ったら、端を目立たないように短く切って金棒を仕上げます。
作り方⑧牙を準備する
160サイズの風船に空気を入れ、2〜3cm残して空気を抜きます。
口を結ばず、空気の入っている終わりのところ同士を結び合わせます。空気が抜けないよう持ち続けるのが難しいと感じる方は、口を結んでから結び合わせてください。
12cm程度残して切り、切ったところから空気を入れます。
このとき、結んだところから膨らむことがあるので、真ん中をつまんで口側に空気が入るようにします。
先ほどと同じように2〜3cmだけ残して空気を抜き、空気の入っている終わりのところ同士を結び合わせます。
真ん中の繋がった2個の丸ができました。
作り方⑨頭と体を繋ぐ
このままだと腕がバンザイの状態に上がったままなので、下げていきます。
まず体の正面を決めます。
胸の見た目がいいところを前にしてください。
胸の左右の楕円形同士の間に、腕をねじ込むようにして挟んでいきます(2本ともに)。
牙用の風船の真ん中あたりを鼻の下の隙間に差し込み、顔の下側の真ん中から引き出します。
摩擦で引っかかりやすいので、写真よりかなり短く感じる方はしっかり引っ張ってみてください。
同じ長さで作っていれば、大人の手が楽に入るサイズになるはずです。
牙用の風船の中に体用の風船のループツイストを通します。
ループツイストの根元に牙用の風船が引っかかる形になります。
顔の下側の2個の楕円形を開いて、体のループツイストを挟みます。
顔用の風船の中にループツイストを押し込む感じです。
顔が斜めになることがあるので、真っ直ぐに取り付けられていることを確認してください。
牙用の風船の膨らんでいない部分が目立たない位置になるよう、調整しておきます。
工程が多いので、長くなってごめんなさい💦(2記事で収められなかった!!)
明日はツノを作って仕上げていきます。