にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

バルーンアートの作り方〜傘(3本)編〜

雨が降っても役に立たない傘(笑)

途中の説明がややこしく思えるかもしれませんが、簡単に作れる大きめの作品です。

傘(Umbrella)

準備するもの

  • 260サイズの風船 3本

作り方①風船に空気を入れ3本の長さ合わせる

260の風船を3本、口側、先端側ともに1〜2cm程度空気の入っていないところを残して膨らませます。

ポンプを風船に差し込む際、風船を手繰り寄せてシワを作るようにすると、深く差し込めて空気の入らないところを長く残せます。

バルーンアートの傘

結ぶときに、間違って空気の入っている最初のところで結ばないようにしてください。
必ず口に近い方を結んで、空気の入っていないところを残すのがポイントです。

同じように空気を入れても、色によって、長さが違う場合があります。大きな差があるようでしたら長さを揃えます。(風船のメーカーによって、長さが変わらないものもあると思います)

3本を比べて短い風船を握り、そのまま先端に向かって少し引っ張りながらなぞっていくと、長くすることができます。(その分、若干細くなります)

1番長いものに長さを合わせてください。

作り方②3本を組み合わせる

バルーンアートの傘

1本の両端を揃えて折り曲げ、真ん中を見つけてひねります。

ひねり目が戻らないように固定したまま、2本目も同じように真ん中をひねります。

2本のひねり目を一緒にひねり合わせると、手を離してもひねり目はほどけなくなります。

3本目も真ん中をひねり、2本とひねり合わせます。

バルーンアートの傘

中心から6本伸びている状態になりました。

作り方③傘の形を作る

持ち手に使うものを決め、それ以外の5本を組み合わせていきます。

写真の例ではあえて3色使っていますので、分かりやすくするために色名も加えて説明します。

バルーンアートの傘

どれか1本(ピンク)の空気の入っている終わりのところと真ん中を揃え、半分のところを見つけてひねります。

2本目(青)も同様に半分でひねってください。

1本目(ピンク)の先端に3cm程度の丸を作ります。

この丸のひねり目と2本目(青)の半分のひねり目を一緒にひねり合わせます。

バルーンアートの傘

だんだんと説明がややこしくなってきましたが、1本目(ピンク)と2本目(青)の半分で三角ができていたらあっています。

これを繰り返していきます。

次は3本目(黄色)の半分にひねり目を作ります。

2本目(青)の先端に3cm程度の丸を作り、一緒にひねり合わせます。

バルーンアートの傘

4本目(ピンク)の半分にひねり目を作り、3本目(黄色)の先端に3cm程度の丸を作ってひねり合わせます。

5本目(青)の半分にひねり目を作り、4本目(ピンク)の先端に丸を作ってひねり合わせます。

5本目(青)の先端の丸だけは付け方が変わります。

バルーンアートの傘

すでにできている1本目(ピンク)の半分のひねり目に、5本目(青)の先端の丸のひねり目を、巻き付けるようにして取り付けていきます。

これで傘が五角形になり、閉じられた形になりました。

作り方④丸をピンチにする

3cmの丸をピンチツイストの形に変えていきます。

風船の口がついているものは、結び目をひねり目と合わせるようにしていきます。

バルーンアートの傘

口を引っ張るとピンチツイストの形が歪んでしまいます。
必ず最初に、結び目をひねり目にしっかりと合わせてください。

その後、結び目を押さえて口を引っ張り出し、1周巻き付けると固定されます。

先端側も要領は同じです。
空気の入っている終わりのところが、結び目と同じ扱いだと思ってください。

バルーンアートの傘

空気の入っている終わりのところをひねり目と合わせ、しっかりと押さえます。

先端の空気が入っていないところを引っ張って1周巻きつけ、固定させます。

5個の丸すべてをピンチツイストに変えてください。

作り方⑤曲げグセをつける

このままだとカクカクした五角形になってると思います。

バルーンアートの傘

外回りの円の部分、山側ともに曲げグセをつけて丸みを帯びさせてください。

1片の両端を持って、両手を近づけたり上下に動かしたりすると、ゆるくカーブをつけることができます。

持ち手が傘の上側に来ていたら内側に位置を変えます。

バルーンアートの傘

上側の中心で5本の風船の高さが違っていたら、同じ高さに(フラットに)なるように整えます。

持ち手は、内側の中心になるよう位置を整えてください。

持ち手の先端にも曲げグセをつけます。

見本では手の幅と同じくらいのサイズで折り曲げてますが、長さはお好みで変えてください。

バルーンアートの傘

ここは強くクセをつけたいので、角になった部分をしっかり握ります。

中の空気量がパンパンになっている方は、強く握ると割れることがあります。加減してください。

反対に、空気の入っていないところが多く残っていた場合は、折った部分の空気がなくなることがあります。中の空気を先端から押し戻したりして調整してください。

バルーンアートの傘

持ち手がカーブしていたら、真っ直ぐになる方向へ押さえながら、握った手をなぞります。

しっかり真っ直ぐ、とはなりませんが、ある程度までは直せると思います。

以上で完成です。

3本をまとめた後、説明が簡単なように半分のところにひねり目を、と書いていますが、真ん中に近い側を短くすると平べったい傘に、長くすると丸っこい形になります。

バルーンアートの傘

長さを変えて作ってみて、お好みの形を見つけてください。

使用本数は3本ですが、あまりたくさんひねらないので、出来上がりが大きめの作品です。

色の組み合わせも色々楽しめると思います。

雨の日にはまったく役に立ちませんが(笑)作ってみてくださいね♪