作り方⑫髪飾りを作る
髪飾り用の風船にピンチツイストを3個作ります。
昨日までの説明同様、ここは、ひねり目を根元に押さえて丸を回すやり方がやりやすいと思います。
1箇所に集まっていてやりづらいと思いますが、工夫して行ってください。
残りは使いませんので切っていきます。
端をピンチツイスト同士の間に1〜2周巻きつけて留め、髪の毛用の風船の中に押し込んで隠します。
顔用の風船の端・髪の毛用の風船の口も同じところにあると思います。
同様に、髪の毛用の風船の中に隠してしまいましょう。
3個のピンチツイストは斜めに重なり合うように整えていきます。
右から左・上から下というように、同じ向きで並べてください。
作り方⑬形を整える(男雛)
冠の2個のピンチツイストは前後に1個ずつになるようにしてください。
前後・なので、自ずと正面が決まります。
差があった場合は見栄えのいい方を前に持ってきてください。
5cmの楕円形は、ピンチツイストの間に立たせるようにします。
正面から見て、襟のピンチツイストが左右1個ずつになるように位置を整えてください。
襟の位置を調整し、その上に顔が立つようにします。
手と体の前後の中心を揃えます。
手を取り付けたときに大雑把には合わせたと思いますが、ここで再度調整してください。
手は、袖用のループツイストの溝から出ている感じにしていきます。
袖の位置は、正面から見て左右均等になるように調整してください。
途中で直していただきましたが、下から見て、体用の風船の高さが揃っていることを確認します。
これはきっちり真っ直ぐじゃなくて大丈夫です。
正面から見て違和感のない形を優先してください。
笏(しゃく)は長い方を上にします。
ピンチツイストの向きに決まりはありません。
写真のものは丸に近い形なので、同じ感じになった方は特に気にならないと思います。
見た目のいい向きで留めるようにしてください。
作り方⑭形を整える(女雛)
男雛と同じ部分については説明を省きます。
顔の下の髪の毛を、背中の260同士の真ん中の位置にします。
顔が俯き加減になる方は、260同士の間に少し挟ませてください。
扇の端が残っていると思いますので、1cm程度残して切ります。
手の間に挟んで隠してください。
そのほかにも端がはみ出しているところがあれば、切る・隠すなどして始末してください。
扇のピンチツイストも笏同様、見栄えのいい向きで留めていきます。
作り方⑮顔を描く
目は顔の中心から左右に同じ位置・同じ大きさ・同じ形になるように描きます。
男雛は凛々しく・女雛は優しく描いてあげましょう。
口は目の間・顔の真ん中になるようにしてください。
赤やピンクなどの色ペンをお持ちの方は、それで女雛の口を描くと、紅を引いた感じにできると思います
実際の雛人形にはありませんが、チークを描いてあげてもいいと思います。
以上で完成です。
今回、お雛様を紹介するにあたり、それぞれの名前をどうやって言おうかちょっと悩みました。
冠の上に立たせている部分は、纓(えい)という名前があるそうです。
また、扇は正しくは檜扇(ひおうぎ)、女雛の頭の飾りは釵子(さいし)または平額(ひらびたい)という名称があるようでした。
正しい名前がこうだから、とそのままの名称を言っても伝わらなかったら意味がない。
ということで、一般的に分かりやすそうな言葉で解説させていただきました。
それこそ実家に飾ってたときには、そんなことまったく意識しなかったんですけどね。
バルーンアートの作り方を公開するにあたり、念のため、と思ってあれこれ調べることで勉強になってます😊
私はこの程度しか調べませんでしたが、情報はまだまだ盛りだくさんにありそうでした。
ご興味ある方はぜひ、調べてみて下さい♪