にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

攻撃欲を抑えたい

図書館の棚でまったく違う本を探していたときに、ふと目についたタイトル。

コレ、私じゃん、と思ったんです。

さすがに、直接表には出さないんですけどね。

自転車で走ってて左側通行を守らずぶつかりそうになる人、外でタバコ吸ってる人、車運転してるときにウインカーも出さずに車線変更してくる人なんかに対して、ブツブツ悪態ついちゃうんです。(聞こえないように)

ずっと、そんな自分が嫌なんだけど抑えられないことにモヤモヤしてました。

けど、内容読んだら、私より酷いパターン満載😱←じゃなきゃ本にならないだろうけど

例えば、会社の上司が部下に対して何をやっても否定するとか、学校の先生が特定の生徒をクラス全体の前で叱責するとか、立場が上の人が逆らえない人にする攻撃。

もしくは、それとわかりづらく『あなたのためを思って言ってるの』みたいなのとか、自分で手を下さない攻撃、なんて陰湿なものも。

私の思い当たることといえば、学生時代のいじめももちろんのこと、ブログや某掲示板に書き込まれた攻撃もありました。
内容がまったく身に覚えのないことだったのでコメントの削除と無視で対処したんですけどね。

攻撃欲の強い人の目的は『相手を壊すこと』なんだそうです。

私に向けられた言葉としては『炎上させてやる』っていうのがあったんですが、私の知名度が低すぎたことと、言いがかりの内容が大したことなさすぎて何の影響もなく終わったことは、きっと相当不満だったでしょう😓

私自信は未だに深く心の傷として持ってるので、ある意味攻撃としては成功してるわけですが、まぁ、知る由もないでしょう…。

1番読んでよかったと思ったのは、私が最も知りたかった“なぜ攻撃欲が出てしまうのか”と言う部分が明確になったこと。

結局自分に自信がないから、自分を守るために周りを攻撃して自分の強さを分からせようとする、と言うことみたいです。

支配こそ、攻撃欲の強い人の究極目標である。これまで、さまざまな手法を取り上げてきたが、いずれも相手を支配して自分の方が優位に立つことをめざしている。相手が逆らわず服従するようになり、自分の思い通りに何でも決められるようにならば、しめたものである。そうなれば、自分の言動が問題にされることも、批判されることもなく、居心地の良い状況を維持できるのだから。〜132ページより

確かに、私がマスクの下でもごもごと攻撃するのも、自分が正しいと誇示したいからに過ぎないんだろうなぁ。

学生時代の全ての期間、ずっといじめられ続けたから、自分に自信なんか持てた試しがない。
だから、自分以外の人を下に見たがる。

『あなたはもう、いじめられてた中学生のときのあなたじゃないんだから』

と言われたことがありますが、思春期のときに受けた心の傷は、大人になってからも深く大きく影響を与え続けると言う研究もあるくらい。
そう簡単に拭い去れません。

やっぱり、そんな状況から脱却するためにも、人生を潤いあるものにするためにも、他人と比較することなく、周りの声に左右されることも無く、自分で“コレ”と信じられるものを見つけることが大事なんだ。

本の内容自体とはズレますが、それを改めて思い知らされました。

ちなみに、とても残念なことに“攻撃欲の強い人”とは分かり合うことはできない、とはっきり書かれていました。

こう言う人は、その人本人が変わろうとしない限り変わらない。自分が間違ってても絶対に認めない。

ターゲットが壊れるか消えるまでとことん、のようです(怖!)。

対処法として攻撃をかわす、攻撃から逃げる、自分を守る方法が紹介されています。

今後の人生でもし、狙われるようなことがあれば…ないと思うけど……ないと思いたい、けど…万が一ターゲットにされたら、この本を参考にサバイバルしたいと思います。