何年も前から手帳の使い方をあれこれ悩んでおります。
8年ほど前に雑誌の特集で取材してもらったことがあるのに、当時の手帳術と比べると、だいぶシンプルに…(←普通、悩んで工夫するものって良くなってくんじゃないの?w)
夢を叶える手帳術で、なれると思ったものになるつもりだった。
結局何者にもなってない現状、なにもできてない自分が歯がゆくてウダウダ言うと
『なるための行動すればいいだけじゃん』
とテルやんさん(夫)に言われそうなので、とりあえずやれることから少しずつやってるんですけどね。
今度こそ、夢を叶える手助けをしてくれるかも、と手に取ったのがこちら。
びっくりするくらいシンプルデザインの表紙!
1ページめくったら
『本書で紹介するのはシンプルで楽しく、効果が大きい手帳術』
の一文。シンプルウェルカム。
今まで読んだ手帳術の本は、経営者だったりその道で成功した、みたいな人が書いたもの。
誤解されそうな表現ですが、この本を書いたのは普通のビジネスマン。
同じ目線で書いてくれてる気がして、すごい入ってきやすかったです。(それでも出版社のデスクさんなので、比べちゃうと月とスッポンですが…)
タイトル通り、予定管理のためじゃなく、書いたことを振り返って未来に生かしましょう、という手帳術。
自分の書いたものって、読み返したくないんですよねー。
読みにくいのも去ることながら、つい後ろ向きなこと書くからうんざりしちゃって。
過去の自分のことなんだけど、コイツ
「私ってダメな女なのよー」
って、同情買いたがるかまってちゃん女子みたいでキモい、って思っちゃうwww
そこは、やっぱり書き方の工夫が必要なんですね。
元記者さんらしく、毎日一行マイニュースという、新聞の見出しみたいなのを書きましょうと言うのがあるんですが、どんなに悪い1日もポジティブ表現に変えて書きましょう、と紹介されてました。
例えば、飽きっぽい→好奇心旺盛、すぐ忘れる→リセットのカリスマ。
初歩的なミスを犯した→弘法も筆の誤り、は、決してポジティブじゃないかもしれないけど、ネガティブ表現より全然読める。
そういえば、メンタルコーチつけてたとき
『普段からプラスの言葉に置き換えることを意識してみて』
って言われたんだったなぁ。
中でも1番読んでよかった‼️と思ったのは、夢100リストについての説明。
やりたいことを100個書き出す、と言う行為(?)は割とよくある手法のようで、どこでもかしこでも見かけるんです。
それがいちいち
“叶ったこととして書く”
と紹介されてるのが気に入らなかった。
例えば
『イタリア旅行行った』
『お金持ちになった』
……いや、なってねぇ‼️
終わってないことを過去形にするの、気持ち悪くて嫌なんです。
→嫌なことはだんだんやらなくなる。
→リストがようやく半分くらい埋まったところで破って捨てる、の繰り返しでした。
100リストをどういった語尾にするかという「語尾問題」は論者により、さまざまな見解があります。〜略〜 好みの問題だと考えます。自分の感覚にフィットする表現で書くのが一番いいでしょう。〜97ページより
〜すべき、と書かれていたら、そうしなければならない理由があるんだと思う。だから、ルールに従ってた。
けど、どんな書き方でもよかったんじゃん(泣)。
夢に向かうための目標の書き方、途中経過の振り返り方だけじゃなく、色ペンやマスキングテープの使い方なんかも書いてあります。
著者の伊藤さん、どんなおぢさまか分かりませんが、マステでデコる、って書いてあった🤣カワイイ
持ち歩きたくなる手帳、毎日見たくなる手帳にするっていうことも大切な要素なんですね。
とりあえず本の内容を参考に、目標を書くページ、夢100リスト用のページなどを準備しました。
次の夢、まだ見つかってないけど、それを見つけるためにもリストを埋めていって、なりたい自分になろうと思います。