にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

まずは脳内の棚卸しから

なかなか日記を書く習慣が身に付かず、でも、きっと書くと良いことあると感じて、書けるようになるための本を探して手に取ったのがこちら

同じ著者の本でタイトルに“日記”と付いてるものがあるみたい(プロフィール欄に紹介があった)なので、そっちの方が気になってますが、さておき。

頭に浮かんだすべてのものをとにかく一旦書き出して、後で整理して人生に役立てましょう、という内容の本でした。

日記って何書いていいかわからない、というところに陥ってたんですが、これは、四六時中メモを片手にとにかく頭に浮かんだものはすべて書き出す→心をメンテナンスする、といった流れです。

なるほど、何書いていいかわからないとか言ってないで、全部書いて見える化して整理する、ということですね。

忘れないようにメモをすることによって、安心して忘れることができるようになったのです。

いつの間にか心の負担、ストレスが激減していきました。〜42ページより

忘れちゃいけない予定だけじゃなく、過去の悲しい出来事も、未来への漠然とした不安も、頭に浮かんだらとりあえず書く。

文字にしたら、浮かんでは消える思考と違って、現実的な対処法が見つかるかもしれない。

あるいは、書いて忘れることができたら、ストレスが減らせるのかも。

ふと浮かんだ心のささやきを「感性」と表現していて、顕在意識でも潜在意識でもない、コントロールできないもの、としています。

この「感性」を押さえつけ続けると、自分が本当に感じてることが何か分からなくなってしまう。

ただ「感性」に突き動かされるまま行動することを推奨してるのではなく、そこから導き出されるメッセージを解釈して冷静に対処しましょう、ということ。

中でも“天の声”と紹介されてたのが「やっておいたほうがいいよなぁ」と思うこと。

天の声に気づいたのは大学時代のことです。当時、私が少林寺拳法の修行をしていた道場の壁に、3ミリ程度の釘が出っ張っていたことがありました。

「あっ、これは抜いておいた方がいいな」と気づいたのですが、ほかのことに気を取られ、なんと10秒後には忘れていたのです。

小さな釘の先っぽでも、道場では大きな事故につながる心配があります。〜67ページより

こんなこと私がわざわざ言わなくても、この人なら気づくはず→失礼だからやめとこう…とか、

きっと誰かが気づいてやるでしょ。私の仕事じゃないし…

とか思ってるうちにトラブルに、って経験、みんな心当たりあるはず。

たとえその場では言いづらくても、せめてメモしておいたらもう少し早くリカバリできてたかもしれない…と、後悔する。

そんなことも無くせるなら、ぜひ取り組みたいメモ術。

最初に行うのは、「いったん全部出す」こと。つまり、雑音をいったんすべてメモに書き出すことです。

頭の中を大掃除するように、考えつくことをすべて書き出すのです。〜73ページより

日記を書くかメモを書くか、なんてこだわってないで、とりあえず脳内の大掃除をする。

そこから分類して編集して、次にやるべきことを見つける。

あとはメモ通りに動くだけ。

『今日はやる気が出ない』ときも『そんな気分になれない』ときも、とりあえず簡単にできそうな行動メモを準備しておくことで、小さな行動を起こせる。

何かひとつだけでもできた(達成感)→次はこれもやろう、という好循環が生み出せる。

どんどんできることが増える!!

おぉ〜、なんかワクワクしてきました。

オススメされてたのは付箋+ノートの両方使う方法。

ノートは使ってる手帳で間に合うはずなので、最初のメモは“かわいい付箋を買う”にします‼️