にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

このご本を読まさせていただきました

などと、難解なタイトルにしたら、誰も読まないよね😅

まさにその『させていただき』を削りましょう、という本です。

人は書くことと、消すことで、書いている(トンボ鉛筆 2006年)10ページより

“消す”ことも書くことの一部。

情報を取捨選択して、いかにスリムにするか。

捨てすぎてもワケわかんなくなるし、全部詰めたら読みづらい。
過不足なくまとめていくのって、難しいですよね。

でも“自分をよく見せたい”とか“相手に嫌われたくない”という余計な気遣いが邪魔して文字が増えてませんか?と問われてギクリ。

結果、伝わらない文になってるんじゃ、意味がないわけです。…耳が痛い(読んでるから目かな😁)

俯瞰して冷静に読み直せたら、いらない部分に気付けるのかも。

ビジネス文書って、専門的で難しいものだなぁ…。僕は長い間、そう思っていました。特に若手のころは「自分に経験と知識がないから、内容が入ってこないんだ」と自分を責めて、焦っていました。しかしある時、

「コレは難しい文章じゃない。ただのヘタクソな文章だ!」

と気づいたのです。11ページより

ちょうどこの本と同時進行で読んでた本が、全く頭に入ってこなくてイライラしてました。

内容について知りたい気持ちは大きいのに、全然読めない。
やっぱり、私がバカだからだー(泣)と半泣きでしたが、半分で読むのをやめました。

普段なら4〜5日で読めそうな厚さが、10日経っても半分。でも、内容は全然頭に入ってない。

これは読めないわ、と諦めがついたところで上の文書‼️

私の頭が足りないせいじゃなかったのね!🤣

作者はコピーライターさんなので、作家さんよりも短い文で伝えることに長けていると思います。

一つの文に入れる内容はひとつだけ

一文は40〜60文字にする

カタカナ語は使わない

など、今すぐ実践できるテクニックの紹介だけでは終わりません。

「発見」がある文章は、おもしろい 121ページより

発見は、トリビアみたいに「へぇ!」と膝を打ちたくなるもの、ということに限りません。

主観的にしろ客観的にしろ、日常にある当たり前も表現次第で新たな“発見”になる。

表現の仕方、視点を変えること。
些細なことでも読者の目を惹きつけるか・離すかが分かれる。

その「発見」の探し方も紹介されてます。

日常の発見探しは、文を書くためだけじゃなく、マンネリ化した生活を楽しくすることにも役立ちそう。

いつもの毎日のほんの些細な瞬間を、一歩踏み込んで考えることが大切です。〜125ページより

ブログのために、と借りた本ですが、人生にうるおいをプラス出来そうな気がしてきました(笑)

小さな発見探し、日課にしてみようかな。