にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

思い出の発生地

恵那峡ワンダーランドさんで大道芸してきました。
I went to Enakyo Wonderland which is an amusement park in Gifu prefecture to do my performance.

2回目、13時からのパフォーマンスでは、ニュージーランドから交換留学生として訪れていた方が観てくれたんです!
ホームステイされているご家族と、一緒にいらっしゃいました。
In second performance, there was a boy who was from NZ as a exchange student with his host family.

 

「私、ニュージーランドに留学してたんですよ!」

I told him that I've been to NZ for study abroad. It was about 2 years ago.

 

という話をすると、

 

『Which city?(どこの都市?)』

 

と聞かれ、実は私が滞在していたオークランドからいらっしゃった人だと判明して、更に驚き!
He asked me "Which city?". Then, it turned out to be the same city where is his home city.

たった2週間の日本滞在なんだそうですが、こんな偶然ってあるもんなんですね~~~!!!
I was very excited to be able to see him by chance. Because he stays only two weeks in Japan.

もう、始める前から絶対侍パフォーマンスのお手伝いやってもらおう、って決めてたんですが、いざその瞬間になると錆びついた頭から英語が出ない出ない💦
Before starting my performance, I decided to get him to join. But when the time was coming, my brain went blank.

普段、セリフを決めているわけではないにしろ、だいたいの型通りに話していたことが英語となると分からない。
もう、カタコトでもなんでもやってもらうことを説明しないわけにはいかないので、グダグダになるのを承知で押し進め(笑)

Although I don't make any scripts, I always say similar lines. when it came to English, I confused deeply. Even If my performance would be mixed‐up, I had to keep my stage.

最悪日本人のお客様にはあとから話せば分かってもらえると信じて、どうにかこうにか、無事、パフォーマンスを成功させることができました。
I believed the audience could wait us. Finally, thanks to all of people, I could complete my performance!

にじいろ風船師みずきのバルーンアートパフォーマンス

後から一緒にいたご家族の娘さんからメッセージをいただき、彼の名前はクリスだと分かりました。
日本での良き思い出の1ページになってたら、嬉しいなぁ。

After that, I received the message from the girl of his host family. And I realised that his name is Chris. Thank you very much, Chris!!!
I hope you enjoyed my performance and it will become good memory for you ;)

いつかニュージーランドでパフォーマンスしてて偶然の再会、なんてことがないかなぁって夢見てしまいますね(笑)
I'm dreaming when I do my performance in NZ, he pass me accidentally in the future.

そして3回目、14時30分からのパフォーマンスでも、忘れられないご家族との出会いがありました。

確か始まる15分以上前から待っていてくださって、お母さんがニコニコ笑顔で座ってたのが印象的で。
ただぼーっとお待ちいただくのも(私が)つまらないなーと思い、簡単なものを作ってお喋りしながら時間を待ったんですね。

お子さんが男の子だったので、こちらも侍のパフォーマンスの時に手伝ってもらおう、って決めてたんですが、お母さんの笑顔が素敵すぎて始終引き込まれてしまいました(笑)

どんなお客様に観てもらっても嬉しいことには変わりありませんが、やっぱり笑顔で観てくださるお客様の存在は励みになりますね。

侍パフォーマンスは、お母さんの笑顔に勝るとも劣らない笑顔の素敵だったお兄ちゃんの方にお手伝いしてもらいました。

そして私は、そのお母さんの目に、涙を見たんです。

 

ここで詳しく書くことは出来ませんが、笑顔の裏側にはとてもつらいご経験があったようなのです。

私のパフォーマンスを観て

 

『子供たちが、元気になりました』

 

とお礼を言ってくださったんですが、元気をもらったのはむしろこちらの方。

本当に、私だったら耐えられないようなつらい出来事を経て、楽しそうに私のパフォーマンスを観ていてくれたんだと思ったら、感激してもらい泣きしてしまいました。

私は私のパフォーマンスを一生懸命頑張ることしかできないけれど、こうして少しでも誰かの心を、ほんの一瞬でも軽くすることができるなら、1日でも多く、1分でも長くパフォーマンスがしたい。

まだきっと、出来るのにやってないことがたくさんある気がする。
このご家族とお会いして、そんな風に感じました。

最後にお写真をお願いしたら、お母さんとお兄ちゃんは快く応じてくださって、弟さんには逃げられてしまったんです。
でも、最終的にお母さんにしがみついたまま、一緒に写ってくれました。
このお写真は公開できませんが、大切な宝物の1枚にしようと思います。

不思議と、こうして思い出に残る写真を撮る場所は、恵那峡ワンダーランドさんであることが多いです。
相性がいいのかな?

ほぼほぼデビュー当時からお世話になり続けているこちらの施設ですが、実は、遊びで行ったことがありません(笑)
(もしかしたら小さい頃は行ったことあるのかも?)

余裕ができたら、観覧車とかも乗ってみたいなって思ってます😍

 

どことなくノスタルジックな恵那峡ワンダーランドさん、私にとっては思い出が生まれる遊園地です。
ぜひぜひ、遊びにいらしてくださいね。