作り方⑧背中としっぽを作る
お腹用の350の風船に、10cm程度分だけ空気を入れて結びます。
これ以上使いませんので、何かに使った残りを使っていただいても大丈夫です。
この結び目を首に合わせて端を引っ張り、1〜2周巻きつけて留めます。
端を外から見えづらくなるように、顔の中に押し込んで隠してください。
体用の260の2本ともに、お腹用と同じ長さの楕円形(10cm程度)を1個ずつ作ります。(背中)
2個のひねり目を片手で持ち、反対の手で2個の楕円形を持って、両手をぞうきん絞りの要領で反対方向へ回してひねり合わせてください。
ここにしっぽ用のピンチツイストを作っていきます。
どちらに作っても問題ありません。どちらか迷った時は、長く残っている方に作ってください。
風船を握って中の空気を後ろへ送ってから、空気量の少ない3cm程度の丸を1個作ります。
ひねり目を根元に押さえ、反対の手で丸をつまみ、丸を外側へ引きながら回してピンチツイストにします。(しっぽ)
作り方⑨足を作る
6cm程度の楕円形を1個作ります。(脚)
次の部分を握って中の空気を後ろへ送ってから、空気量の少ない3cm程度の丸を1個作ります。
この丸以外を片手で持ちます。
反対の手の中指の横・親指で丸を挟み、人差し指を真ん中に置きます。
中指と親指は寄せ合いながら、人差し指は外側へ引きながら丸を回すと、ピンチツイストになります。
写真では矢印を両方向にしていますが、どちらか回しやすい1方向へ回してください。
ピンチツイストの詳しいやり方については、下記リンク先の記事を参考にしてください。
次の部分を折り曲げるようにして、輪の形を作ります。
足の中用の160の楕円形が2個入るサイズにします。
写真では7cm程度の幅になるよう、ひねり目を作っています。
このひねり目をピンチツイストの根元に1周巻きつけるように絡めて留め、ループツイストを固定してください。(足)
足の中用の160に、ループツイストの内側の長さ×2(写真は10cm程度)分空気を入れます。
結んだところをピンチツイストの根元に合わせ、端を1周巻きつけて輪の間を通します。
160に入れた空気が半分になるよう、真ん中にひねり目を作ります。
2個の楕円形が同じサイズになっていることを確認し、違っていたらひねり目を作り直してください。
空気の入っている終わりのところを根元に合わせ、端を1周巻きつけて輪の間を通し、反対側の端と結び合わせて固定します。
端を1〜2cm残して切ってください。
160をループツイストの中に入れていきます。
中心が合うところまで押し込んでください。
体用の風船の残りは使わないので切っていきます。
空気の入っている終わりのところをしっかりと握り、膨らんでいないところに切り目を入れます。
根元までゆっくり空気を抜きます。
160を結んでるのでほどけないと思いますが、手を離して勢いよく空気を抜いてしまうと割れることがあるので気をつけましょう。
端を1〜2cm残して切り、ループツイストの中に押し込んで隠します。
160の端も同様に隠してください。
もう1本の体用の260でも同じように足を作ります。
お腹用の350の空気の入っている終わりのところをしっぽの根元に合わせ、端を引っ張って1〜2周巻きつけてから、背中やお腹の間に1〜2回通します。
端を2cm程度残して切り、外から見えづらくなる位置(お腹や背中の間)に押し込んで隠しておいてください。
作り方⑩形を整える
正面から見て、耳は中のピンチツイストが見える向きにします。端・口がはみ出していたら再度隠してください。
見栄えのいい方が正面に来るようにしてください。
目を、鼻の周りのパーツの両端でお好みの位置に整えます。
鼻先は楕円形になっていたら、横向きにします。
鼻の周りのパーツの端は、後ろに隠してください。
口用の風船は、鼻の周りから少しだけ見える程度になります。
こちらも、楕円形になっていたら、横向きで整えてください。
その方が口っぽいと思います。
手は、お腹と背中の間に挟ませます。
内向きにカーブするように、凹んでいる部分が体の中心側にくるようにしてください。
お腹と顔の正面を揃えます。
足は、しっぽ用のピンチツイストを使って、左右1個ずつになるように調整してください。
足先はピンチツイストを下、ループツイストを上に整えます。
足の中に160の楕円形を入れているので縦向きになっている方は少ないと思いますが、ピンチツイストは横向き(正面からシワが見える向き)にしてください。
以上で完成です。
このクマちゃん、試作していたときの色を見て、テルやんさん(夫)に
『なんか、若い子向けのブランドとかでありそうな配色!』
と言われ、全然違う色で作る予定だったのをやめました😁
たまたまアソートで買った普段使わない色で作るのも、なかなか新鮮でいいですね♪
固定観念をなかなか払拭できない硬い頭、柔軟にしていきたいもんです。