作り方⑥幹と葉っぱを組み合わせる
木の幹のループツイストの次に、楕円形を1個(写真は8cm程度)作ります。
3段めの葉っぱをつける部分です。
あまり長く作りすぎると風船が足りなくなるかもしれませんが、サイズはお好みで変えてください。
ひねり目を、3段めの葉っぱ用の中心に1周巻き付けて留めます。
次は少し短め(4〜5cm程度)の楕円形を1個作り、2段めの葉っぱ用の中心に1周巻き付けて留めてください。
また同じくらいの長さ(4〜5cm程度)の楕円形を1個作り、1段めの葉っぱ用の中心に1周巻き付けて留めていきます。
さらに短め(3cm程度)の丸を1個作ります。
次の部分を握って中の空気を後ろへ送り、空気量の少ない3cm程度の丸を1個作ります。
反対の手の中指の横・親指で丸を挟み、人差し指を真ん中に置きます。
中指と親指は寄せ合いながら、人差し指は外側へ引きながら丸を回すと、ピンチツイストになります。(星の土台)
写真では矢印を両方向にしていますが、どちらか回しやすい1方向へ回してください。
ピンチツイストの詳しいやり方については、下記リンク先の記事を参考にしてください。
もう1個、少し同じサイズでピンチツイストを作ります。
次の部分を握って中の空気を後ろへ送り、3cm程度の丸を1個作ります。
丸以外を片手で持ち、反対の手の中指の横・親指・人差し指で丸を外側へ引きながら回して、ピンチツイストにします。
これが星を取り付けるための土台になります。
残りは使わないので切っていきます。
空気の入っている終わりのところをしっかり握り、膨らんでいないところに切り目を入れ、根元までゆっくり空気を抜きます。
手を離して勢いよく空気を抜くと、割れたりほどけることがあります。
根元までゆっくり空気を抜いてください。
端はピンチツイストの根元に1〜2周巻き付けて留めます。
端の始末はのちほど行うので、長く残っていてもそのままにしておきます。
作り方⑦星を作る
160サイズの風船に50cm程度分だけ空気を入れます。
結び目側から4cm程度の楕円形を8個作ります。
ひねり目がほどけやすい作り方なので、普段より多め(5〜6回)に回すようにしてください。
最初のひねり目と最後のひねり目(1個めと8個め)をひねり合わせ、7個の楕円形をひとつの輪にします。
続けて4cm程度の楕円形を2個作ります。
輪の中の1個の楕円形と合わせて、三角形を作っていきます。
風船の先端を輪の中に通し、最後のひねり目を隣のひねり目と噛み合わせると、三角形になることが分かると思います。
もう一度先端を7個の楕円形の輪の中に通し、ひねり目をほどけにくくしておきます。
次は残りの風船に楕円形を1個だけ作り、輪の中の2個の楕円形と合わせて三角形を作ります。
同じように先端を輪の中に2回くぐらせて、ひねり目をほどけにくくしてください。
1個めと2個めの三角形の作り方をその次も同じように続けていきます。
3個めの三角形は残りに2個の楕円形を作って、輪の中の1個と合わせて作ります。
4個めの三角形は残りに1個の楕円形を作って、輪の中の2個と合わせて作ります。
次がどっちだったか迷ったときは、できた三角を数えてみてくださいね。
続けて4cmの楕円形を1個作り、風船の口の結び目をひねり目に巻きつけてから三角になったところの間に通してほどけにくくしておきます。
空気の入っている終わりのところをしっかり握ってから、先端の膨らんでいないところに小さく切り目を入れます。
ゆっくり根元まで空気を抜いて、口側と一緒に結び合わせます。
すべての三角形がなるべく平面に揃うように調整すると、星型になっていることが分かると思います。
星の詳しい作り方については、下記の記事も参考にしてください。
作り方⑧星を取り付ける
星を幹に取り付けます。
取り付けるのは星の三角同士の間のひねり目になりますが、結んだところを下にして目立たないようにしていきます。
幹の一番上に作ったピンチツイストを1個、星の中心に通します。
星のひねり目を2個のピンチツイストの間に挟みます。
星の端を1〜2cm残して切り、口と共に三角形の間に挟んで隠します。
作り方⑨形を整える
ここで一旦形を整えておきます。
下から見て、幹のループツイストを溝が見える向きにし、3個を横並びにします。
幹がループツイストの中心になっていることを確認してください。
葉っぱはすべて短い方を上にして、上に向かってカーブする形にしていきます。
まず3段めの短い方の楕円形をすべて上にします。
ここでも幹が中心になっていることを確認してください。
葉っぱ用の風船の端が外から見えていたら2cm程度残して切り、楕円形同士の間や中心の、外から見えにくくなる位置に押し込んで隠します。
2段め・1段めも同じように整えてください。
星の根元にある端は短めに切り、外から見えづらくなるところに押し込んで隠します。
このピンチツイストは縦向き・横向きどちらでも大丈夫です。
しっかりと固定できる向きにしておいてください。
星が平面になるように楕円形の位置を調整したら、形の整えは終わりです。
後の工程を進めていくときに、形が崩れることがあると思います。
そのときはまた、整え直してください。
作り方⑩電球を取り付ける
電球は、葉っぱの外側のすべてのひねり目に1個ずつ取り付けていきます。
■先端を使ったもの■
まず端を2個の楕円形の間に通し、結び目をひねり目と噛み合う位置に寄せます。
端をもう一度2個の楕円形の間に通し、1周巻き付いた状態にして、ほどけにくくします。
端は外から見えないように、楕円形同士の間に挟んで隠しておきます。
■両端を結び合わせたもの■
端を1個は右側から、1個は左側から入れ、楕円形同士の間で交差させます。
これで1周巻きついた状態にできます。
端を引き出したところと違う側(最初に入れた側)から押し込んで隠してください。
結び合わせたものはピンチツイストのような形になっていると思いますが、向きに決まりはありません。
同じように12個すべての電球用の風船を取り付けていってください。
作り方⑪雪を作る
葉っぱの位置が縦一列に並んでいたら、互い違いになるようにズラします。
雪用の160の白に40cm程度分だけ空気を入れ、どこでもいいので風船の口を葉っぱと電球の間に1周巻き付けて取り付けます。
どこから始めるかは、特に決まっていません。
風船の口は外から見えにくくなるように、楕円形同士の間に挟みます。
雪用の風船を取り付けるときに電球用の風船の端が出てしまったら、同じように挟んで隠します。
3cm程度の丸を、次にひねり合わせたいところに届く数分作ります。
ひねり目が戻りやすいので、通常より多めに(5〜6回)回してください。
最後のひねり目を、留めたいところの電球と葉っぱの間に1周巻き付けて留めます。
どこを通すかも決まりはありません。
自由に進めて、風船の中の空気がなくなるところまで作り続けてください。
●空気がちょうどいい長さで無くなった場合●
空気の入っている終わりのところを葉っぱと電球の間に合わせ、端を1周巻き付けてから楕円形形同士の間を通します。
端は長すぎたら切り、楕円形同士の間に挟んで隠してください。
●空気の入っている部分が残った場合●
空気の入っている終わりのところをしっかり握り、膨らんでいないところに切り目を入れ、空気を抜きます。
端を電球と葉っぱの間に1周巻き付けてから楕円形同士の間を通して留めます。
端は長すぎたら切り、2個の楕円形同士の間に挟んで隠しておきます。
2本めの雪用の風船も同じように取り付けます。
最後にもう一度全体を見渡し、端がはみ出していないか、形が崩れていないかを確認し、必要なところは手直しをしたら完成です。
クリスマスツリーには星、電球、雪以外にもさまざまなオーナメントがあると思いますが、今回は小さいものなので省略しています。
一応どんなものがあるかと調べてみたら、吊るし雛のとき同様、オーナメントにもそれぞれに意味があったことが判明しました!シラナカッターーー!!
いつかちゃんと、それぞれ意味のあるオーナメントも付属したクリスマスツリーも紹介……できたらいいですね😅