にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

私は魔法使いにはならない

昨日、英会話教室に行ってきました。

 

英会話教室自体は毎週木曜日の朝7時50分から受けてるんですが、40分のグループレッスンでは物足りなくて…

 

以前通っていた別の教室に、仕事終わってから学校始まるまでの間に行けるじゃん、と言うことにようやく気づきまして、今月から再開した次第でございます。

(マンツーマン1時間、金額も大差ないです)

 

そして、担当のDavid先生にお会いするのは、約1年ぶりでした。

 

私の英語の上達っぷりに驚いて『本当に同じ人⁉』って言ってくださったことが嬉しくて嬉しくて✨

 

まぁでも、まだまだだなぁと思う部分は大いにあるので、これからも頑張ろうって感じなのです。

トランプ

およそ1年半前、その英会話教室の企画で飲み会がありました。

 

ほぼ英語の話せなかった私は一人で行くのが嫌で、マジックが趣味の知人を引っ張って参加。

その時私はバルーンを作って見せて、彼はカードマジックをしてくださいました。

 

写真のトランプは同じトリックのものを私が見せてもらった時のもので、裏面にも絵柄があって、その時一緒にいた人のサインがあります。

 

David先生はそのタネが全く想像出来ず、時々思い出してはカードを二つに分けてみようとするんだとか(笑)

 

今でもまだあのカード持ってるよ、とお話くださったので、何気にパチリ。

幼い頃、マジックが大好きでした。

名古屋駅にあったとある百貨店で“8つの手品”と言う商品の実演販売に鉢合わせた時、私は誕生日プレゼントを探していました。

マジシャンさんが目の前で見せてくれた魔法の数々に感激して、その場を離れられなくなったことは今でも覚えています。

 

とてもシャイで、なかなか人と話せなかった当時の私。

そんな様子に気づいた母が店員さんと話したところ、誰一人足を止めなかった日の最初お客さんが私だったと言われたそうです。

 

紙袋持って立ち去るとき、すごい感激されたのはうっすら記憶しています(笑)

 

小学生の女の子らしく、魔法少女に憧れていた一人。

こんな素敵な魔法が使えるようになるんだ、と興奮して帰ったものです。

 

ところが、実際これを小学校のお楽しみ会で演じた結果は散々たるもの。

 

クラスの男の子から“どうせこうやってるんだろう”とか、タネが分かったからつまらない、だのと言われたい放題。

それが単に下手くそだったからなのかいじめられていたからなのかは定かではありませんが、その日を最後に、私は魔法使いを目指すことをやめました。

 

マジシャンさんのお知り合いがたくさん出来た今となっては、マジックはそう簡単に出来るものじゃないとよくよくわかります。

 

パフォーマンスの際、起こる現象が明確で分かりやすいからと安易に客寄せに使うのは間違ってる、と、今なら思う。

 

さらに、いくつかのタネを知ってなお、人前でそれを演じるよりタネを知らないまま純粋に楽しみたい、とも思う。

 

私にとって、マジシャンさんは魔法使い。

色々大変なことを乗り越えて魔法を使うより、その魔法にかかっていたい。

 

だからやっぱり、私は、魔法使いにはならない。