実家には、欧米かよ!とツッコミたくなるガスオーブンがあります。(今でも使えるかは不明)
母に教わり、小学校1年生からお菓子作りを始めた私。
ヲタクイベントに行き倒してたころ(20年くらい前?)、大好きな作家さんにちょっとでも好かれようと、クッキーを差し入れまくってました。
2枚の天板駆使して、一晩で何個焼いてたかしら。
ある日、バターの分量を間違えて、レシピの倍量入れたら、めちゃくちゃ美味しくなったんです✨
『おいしさの秘訣はハイカロリー』
どこかの飲食店の看板で見つけたコピー。
ダイエッターとしては胸が痛いけど、なるほど納得の文言です。
お陰で真夏は生地がべちゃべちゃ。
成形する前は、冷凍庫を何度も行ったり来たり。
苦労の甲斐あって、お礼に、と、商品である同人誌を無料でくださった方もいらっしゃいました。
今思い返すと大恐縮💦(興味本位で検索したら、さすがに現役の方はいない。更に、見つからない方がいたのは残念…)
そんなクッキーのレシピは、実家のガスオーブンに付属していたレシピ集のものでした。
もう何十年と使い古してボロボロになってたけど、私の中では最高のレシピ。
どこにもメモしてなかったし、家出してしまったせいで、もう、2度と見返せなくなりました。
あのクッキーがもう一回食べたい、と思って、いろんなレシピは試してみました。
けど、家にはオーブンレンジしかありません。
同じものが再現できるわけがない。
…のは分かりきったこととしてさ、出来上がるのがプラスチックを摩擦するような嚙みごたえのものばかりなのが納得できないんだけどなー。
で、唯一うまく焼けたのがこちらのレシピ。
たった3つの材料で、準備〜片付けまで30分以内で終わるのが嬉しくて、ある朝、出勤前に作ってたんです…焼き上がりは熱い、ということを計算に入れるの忘れてw
会社に持って行くおやつにしたいのにまだ袋に入れられない、けど、もうすぐ出なきゃ!→冷凍庫で急速冷凍‼️
と閃いたまではよかった。
そのあと、着替えたりメイクしてるうち、脳内からすっかり消え去った熱々クッキーさん。
思い出したのは、会社。自分の席に着いたとき。
家に帰った私を待っていたのは、もちろん、キンキンに冷えた冷凍クッキーさん😱
自然解凍してから、美味しくいただきました♪