にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

バルーンアートを配りまくった日

夏にパフォーマンスをさせていただいたところで、今度はバルーンアートのグリーティングでお呼びいただきました。

グリーティングとは通常、会場内を歩き回って出会った方と何かをする、というものを指します。(ミート・アンド・グリード、とも言います)
私の場合はそのままバルーンアートをプレゼントする、という意味になります。

バルーングリーティング

が、イベント参加のお客様があまりにも多すぎて、ひたすら行列を前に作りまくる結果に😱

実は水曜日の夜にワクチンを打ち、木・金と倒れていたワタクシ。

なんだか病み上がりっぽい身体のまま土・日連続で風船を作りまくる、というお仕事に突入したため、だんだん手の動きが鈍くなっていきました…

この日の活動は3回、10時、12時、14時スタートの各回30分間です。

事前に人数の多さはお聞きしていたので、毎回50個ほどの作り置きを準備。アテンドのスタッフさん2名に託しました。

スタートしてすぐ列ができ、目の前のお客様の対応に追われ、周りを見る余裕はほぼ0。故に気配で感じた程度ですが、作り置き分はあっという間に無くなったようです。

バルーングリーティング

普段は剣・犬・お花のブレスレット・クマ・うさぎなど5〜6種類用意、それ以外のリクエストがあった場合でも対応しています。

が、さすがにそんなことしてる場合じゃない。

1回目の時

『まだ時間かかりそうだから、行けないんだもん』

とお友達との合流を焦るお子さんに急かされる場面もありました。

よりによって手数の多いクマをリクエストされており、こちらは長蛇の列に対応すべく精いっぱいのスピードを出してましたが、それでもご不満のご様子。

バトンタッチしてくれたお母さんには

『すごいですね。今日のために練習されたんですか?』

と素人さんと間違われ…。

そんなに遅かったですか(泣)ごめんなさい(号泣)

バルーングリーティング

ということで、午後からは剣・犬・お花のブレスレットに絞りましたが、午前中の作品を目にした方もいらっしゃるわけで、引き続きクマのリクエストもチラホラ。

それ以外にあったウサギまではなんとかこなせましたが、ネコにはまいった。ワタシが作るネコは顔を描いてあげないと何が何だか分からないんです。

ただでさえ立ったままだと上手く描けないのに、疲労がピークの腕が震えて遅々として進まない💦

なんとか完成させた作品は、後ろに並んでる方の目にも入るわけで、連続リクエストが来ちゃったりして。

「お願い、これ、隠しながら帰って」

と2人目のお客様にお願いしたものの、やはり目に入ってしまうわけです。

この時点でとっくに終了時刻を過ぎてまして、

「ネコはどっかに逃げました!」

と、かつてネコが作れなかった頃によく使ってた言い訳、久しぶりに出しました。

最終回はさすがに“次の回に来てください”が言えないので、列を区切ってもらったところまでは対応することにしたんです。

が、目の前のお客様に対応することに必死過ぎて、区切るタイミングが遅過ぎた。

焦った理由は、私が終わらないと次の準備ができなかったから。

大丈夫、と言われても

(もし自分だったら絶対に嫌だ)

と思ってしまうので、焦らずにはいられない。

バルーングリーティング

時間が過ぎてるから、並んでる間に作るもの・色を決めてくれ、とお願いしたものの、最後は色数が3色まで減っておりました😱
これで足りるだろうと思う色・本数を選んで準備したつもりですが、コレぐらいで大丈夫、は、大丈夫じゃありませんのね😅

どうにか配り終えたのは、終了予定時刻の23分後。およそ4回分のグリーティングをしたってことですね…

事前の作り置きを用意することも普段はしないので、それ以上の疲労感でした。
バルーンアートを配る仕事でここまで疲れたのは、デビューしたての頃以来な気がします。(パフォーマンスのお仕事は別)

翌々日まで右腕の筋肉痛のような疲労を引きずりましたが、たくさんの笑顔を見るために頑張った結果だと思えばなんのその!です。

今回お渡ししきれなかった方もいたので、(またお呼びいただけることを信じて)次の機会にまた並んでくださ〜い‼️