にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

バルーンアートの作り方〜扇風機編Part.1

ブログを遡ってみると、2015年に作ったのが最初でした。

最近では羽のない扇風機やタワー型もありますが、“扇風機”といえばいつまでもこの形がアイコンだと思ってます😁

扇風機(Electric fan)

準備するもの

  • 260サイズの風船(羽用) 2本
  • 160サイズの風船(カバー用) 6本
  • 350サイズの風船(本体用) 2本

バルーンアートの扇風機

作り方①羽を作る

260サイズの風船に、12cm程度残して空気を入れます。(2本ともに)

10cm程度の楕円形を2個、12cm程度の楕円形を1個作ります。

扇風機の羽は外側が広くなっているので、それを表現するために1本だけ長く作っています。

最後のひねり目に、風船の口の結び目を合わせてください。

バルーンアートの扇風機

風船の口を引っ張って合わせようとすると隙間ができてしまうので、必ず、ひねり目と風船の口の結び目を一つにまとめるようにしてください。

風船の口を引っ張って1周巻きつけてから、3個の楕円形の間を通して反対側へ引き出し、ひねり目に留めておきます。こうすることで手を離してもほどけなくなります。

3cm程度の丸を1個作ってから、同じように、10cm程度の楕円形を2個、12cm程度の楕円形を1個作ります。

バルーンアートの扇風機

最初と最後(1個めと4個め)のひねり目を片手で持ち、反対の手で3個の楕円形を持ちます。

両手をぞうきん絞りの要領で反対方向へ回すと、ひねり合わさって三角の形で固定されます。

このままだとほどけやすくなっているので、先端を三角の間に通してほどけにくくしておきます。

バルーンアートの扇風機

同じものをもう1本の260でも作ります。

作り方②羽を完成させる

1本の残りの部分で3cm程度の丸を1個作り、もう1本の風船の口があるところに1周巻きつけてから、三角の間を通して留めます。

もう1本でも同じように3cm程度の丸を作って、ひねり目をもう1本の風船の口があるところに1周巻きつけてから、三角の間を通して留めます。

説明がとてもわかりづらくて申し訳ないんですが😅、こうすると真ん中に3cmの丸で四角が出来上がるはずです。

バルーンアートの扇風機

その周りに三角が4個つく形になっていたら正解です。

残りは使わないので切ります。
空気の入っている終わりのところをしっかりと握り、膨らんでいないところに切り目を入れます。

根元までゆっくり空気を抜きます。手を離して勢いよく空気を抜いてしまうと割れたり、ほどけることがあるので気をつけましょう。

バルーンアートの扇風機

風船の口と結び合わせてから、端を1cm程度残して切ります。

あまり短く切りすぎるとうまく隠せなくなるので、少し残すようにします。

端は2個の楕円形の間に、風船の口と共に挟んで隠します。

この部分はカバーに隠れて見えなくなるので、隠しきれなくてもあまり気にしないでください。

バルーンアートの扇風機

もう1本の端も同じように空気を抜いて口と結び合わせ、端を切って挟んで隠します。

これで扇風機の羽が完成しました。

作り方③本体に羽をつける

350サイズの風船に、12cm程度残して空気を入れます。(2本ともに)

バルーンアートの扇風機

結び目のある方に5〜6cm程度の丸を1個作ります。
これをピンチツイストの形にしていきます。

風船の口を引っ張って形を変えようとすると隙間ができてしまうので、必ず結び目をひねり目に合わせるようにしてください。

風船の口を根元に巻き付けるだけだと、ピンチツイストを固定できません。

ただし、今回の作り方では、すぐに羽を取り付けることでひねり目が戻らなくなるので、巻き付けるだけのやり方でも問題ありません。

バルーンアートの扇風機

説明としては、固定させるやり方で書いておきます。

丸の下に指を入れ、空間を開けた状態で口を引っ張り、手前から奥側へ持っていきます。

指で作った空間に奥側から手前に向かって口を通すと結んだ状態になり、ピンチツイストがほどけなくなります。

バルーンアートの扇風機

このピンチツイストを羽の真ん中の四角に差し込みます。
(口を巻きつけて留めた方は、羽を取り付けた時点でひねり目がほどけなくなります)

続けて、350に10cm程度の楕円形を1個作ります。

バルーンアートの扇風機

次の部分はピンチツイストにするので、ギュッと握って中の空気を後ろへ送ってから、空気量の少ない6cm程度の丸を1個作ります。

この丸以外を片手で持ちます。

反対の手の中指の横・親指で丸を挟み、人差し指を真ん中に置きます。

バルーンアートの扇風機

中指と親指は寄せ合いながら、人差し指は外側へ引きながら丸を回すと、ピンチツイストになります。
写真では矢印を両方向にしていますが、どちらか回しやすい1方向へ回してください。

ピンチツイストの詳しいやり方については、下記リンク先の記事を参考にしてください。

この350の残りの部分が扇風機の柱になります。

もう1本の350は後ほど、足を作る際に使います。

バルーンアートの扇風機

作り方④カバーの中心を作る

160サイズの風船に10cm程度残して空気を入れ、持っていられる方は口を結ばず、直接2本を結び合わせます。
空気が抜けないよう持ち続けるのが難しいと感じる方は、無理せず口を結んでから結び合わせてください。

結び玉が増えると間に隙間ができてしまうので、それを防ぐためのやり方です。

バルーンアートの扇風機

6本ともすべて同じように行い、2本結び合わせたものを3組作ります。

結び合わせたところ同士をひねり合わせ、6本を1まとめにします。

どれか1本をぎゅっと握って中の空気を後ろへ送ってから、空気量の少ない2〜3cm程度の丸を1個作ります。

バルーンアートの扇風機

この丸以外を片手で持ちます。

160とはいえ本数が多いのでかなり持ちづらいと思いますが、反対の手で丸だけを掴める状態にしてください。

反対の手の中指・親指・人差し指で丸をつまみ、外側へ引きながら回してピンチツイストにします。

バルーンアートの扇風機

6本のうちどれでもいいので、同じ1本で3cm程度と4cm程度の楕円形を1個ずつ作ります。これを1本めとします。

2本めに3cm程度の楕円形を1個作って、2個のひねり目をひねり合わせます。

三角が1個できあがります。

中心に近い方を短め、その次を長めに作っていますが、それを逆にしてしまうと真ん中が盛り上がってしまうので気をつけてください。

バルーンアートの扇風機

同じひねり目から2本の風船が出ていると思いますが、次に使うのは長く残っている方を選びます。

長い方で4cm程度の楕円形を1個作り、3本めに3cm程度の楕円形を1個作って、2個のひねり目をひねり合わせます。

これを繰り返して六角形を作っていきます。

バルーンアートの扇風機

長く残っている方に4cm程度の楕円形を1個作って、4本めに3cm程度の楕円形を1個作って、2個のひねり目をひねり合わせます。

長く残っている方に4cm程度の楕円形を1個作って、5本めに3cm程度の楕円形を1個作って、2個のひねり目をひねり合わせます。

長く残っている方に4cm程度の楕円形を1個作って、6本めに3cm程度の楕円形を1個作って、2個のひねり目をひねり合わせます。

バルーンアートの扇風機

最後の部分は1度床などに置いてから、同じ4cm程度の楕円形で作っても六角形が平らになるかを確認してから作ります。

最後のひねり目を作った160の先端を、最初にできた三角形の隙間に通していきます。

バルーンアートの扇風機

このとき、1本めのひねり目がほどけたり、キツくなったりすることがあるので、必ず押さえながら先端を引っ張るようにしてください。

1本めのひねり目と最後のひねり目が合うところまで引き出し、2個のひねり目を噛み合わせます。

これで六角形の形になりました。

バルーンアートの扇風機

作り方⑤カバーの外側を作る

6本すべてに12cm程度の楕円形を1個、2〜3cm程度の丸でピンチツイストを1個作ります。

床など平らなところへ6本が均等になるように置き、間の長さを決めていきます。

バルーンアートの扇風機

どれか1本で決めた長さにひねり目を作ったら、隣のピンチツイストの根元に巻きつけて留めます。

どちら側の隣でも大丈夫ですが、必ず隣に進んで行くようにしてください。

真ん中を作ったとき同様、長く残っている方で続きを作ります。

バルーンアートの扇風機

2本めは1本めに作ったものと並べてひねり目を作ると、長さを合わせやすいと思います。

最後の部分も同じように、1度床などに置いてから長さを決めてください。

周りが浮かないように、平面になるように長さを調整してひねり目を作り、最後のピンチツイストに絡めて留めます。

バルーンアートの扇風機

これで外側ができました。

カバーのピンチツイストはすべて同じ側にします。

真ん中のピンチツイストがある側に外側のピンチツイストくるようにし、裏側に続きの風船がくるようにしてください。

向きを揃えたら、ピンチツイストが下側になるように床などに置きます。

説明長くなってきたので、続きは明日公開します…。