西国三十三所巡り、3番札所に続いて4番に行こうとしたところ、
『御朱印は16:30までですが、駐車場には少なくとも1時間前にはついててくださいね』
とのこと。
その時のナビが示した到着予想は16:05。
観音山フルーツパーラーでの1時間の足止めが影響してしまいました…。
これは日を改めざるを得ない、と言うことで、別日に再チャレンジすることに。
電話してくれたテルやんさんは
『もしかして、駐車場からめちゃくちゃ遠いのかな』
との疑問を抱いたようなのです。
私はふーん、そういうもんかぁくらいで聞いてたんですが、受け手によって同じ言葉でも全然違う響きになりますね。
そんなこと言われたら不安になるので、地図で確認してみました。
見た感じ、なんとなく山の中だと言うことはわかります。
けど、公式サイトがないので、詳しい事がわかりません。
とりあえず、前回のタンゴちゃんに引き続き、副住職ネコ・福ちゃんがいる事がわかり、会えるのを楽しみに向かったのです。
近づくと早速、駐車場へ向かう道が細い一本道になり、降りてくる車とすれ違うのも必死。
軽のマニュアル車泣かせの坂をしばらく進み、駐車場へ着いたものの、お寺らしきものは影も形も見当たらない。
そこにあった売店には、この先ドリンクを販売しているところはありません、の文字。
運転中履いてたサンダルをスニーカーに履き替えて、目指す歩道は登り坂。
最初は緩やかな坂かと思いきや、あっという間に角度が急になっていき、当たり前のようにゴツゴツした階段に変わっていく。
途中、見たことない大きいカタツムリさんとお会いして、きれいな水が流れる様を見て、ハイキングか登山でもしにきたんだったかと錯覚したほど。
階段を掃除していた人とすれ違ったときに、『残り400段、頑張って』と言われ、すでに息が上がっていた私は考えるのをやめました(笑)
目の前の段をひたすら上がる。 黙々と、ただ足を動かすこと30分。
たどり着いた頂上にあったお寺の写真、撮ってない(泣)
ちなみに、木々が生い茂りすぎてて、高さの分かる眺めはありませんでした。
高所恐怖症の私にとっては、下が見えないことは嬉しかったりもしましたけど。
駐車場から本堂までは、距離的にはたったの1kmくらい。
だけど、階段が900段なんだそうです。
どうりで、駐車場には1時間前にと言われたわけだ。
一つありがたかったことは、階段の段差が小さかったこと。
こう言うところって、一段ずつが高いイメージなので、昇りやすくて良かったです。
残念ながら副住職ネコさんは見当たらなかったのですが、本堂内の拝観で、沢山の仏像をかなりの至近距離で見る事ができました。
普通、触れる距離で見せてもらえないですよね。
写真も大丈夫ですよ、と言われましたんですが、西国三十三所観音像のみ撮らせていただき、あとは控えておきました。
私は、悲しいかな、その良さが分からないヒトなのですが、テルやんさんは“美しい”といって見惚れておりました。
仏像とか、もともとお好きな方なんです。 その感性、羨ましい。
十二神将の像を見て「かっこいー!」って思うので精一杯です😅
お恥ずかしい…
駐車場に降りてきたときには、さすがに足がガクガク。
それでも、今日中に行けたら6番札所まで、と思っていたので、とにかく車を走らせます。
あー、疲れたーーーと言いながら運転する私をよそに、テルやんさんたら『全然』とケロリ。
これまた羨ましい…。
やや古い商店街を抜けた場所にありました。
街並みが古かろうとなんだろうと、さすが駅近。
コインパーキングから平坦な道を歩いて5分と言う、今までで一番あっさり登場(笑)。
御朱印を乾かすためのドライヤーが設置されていたりと、なんだか都会感満載。
この時点で残念ながら15時を超えていたので、この日はここで終わり。
施福寺で副住職ネコちゃんに会えなかった代わりに、ノラ猫にお会いできました✨
ノラだから、近づけもしなかったし写真も撮れなかったけど…見れただけでも嬉しい!
あー、猫飼いたいわー。
少し前から和尚さんが配信してるYouTubeにハマってるんですが、西国三十三所巡りを始めたことも相まって、仏教に興味を持ち出しております。
母のバスツアーに同行して神社仏閣行ってた時も、興味がゼロという訳ではなかったんですが、今までになく、と言う感じで。
ただし、飽き性なので、これがいつまで続くかと言うところですが😅
飽きるまで、勉強してみようと思います。