にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

台湾でバルーンアートパフォーマンス

突如、海外に飛び出して、パフォーマンスしてまいりました(笑)

日本と台湾、あとフィリピンの方なんかもいらした、ライオンズクラブの40周年記念パーティーの会場です。
私が教えていただいている日本舞踊の先生たちの踊り、カンフー、創作ダンスなどもありました。

現場を訪れるまで、どんなステージなのか聞かされてなかったんです。
実際行ってみたら、照明はガンガン動くし、スモークマシンあるし、高さも飛び降りれないレベル。

めっちゃ本格的!

バルーンアートパフォーマンス

ベテランさんになると、瞬時にそれらを生かした動きに変えたりするんでしょうか。

そもそも、先生にちゃんと着付けていただいた大振袖で、立居ふるまうのも精いっぱい。
衣装にしてる中振袖とは、全然勝手が違います。

台湾の方は観てなくて当たり前と思ってね

出番前にそんな“気質の違い”を教えてもらっても、緊張感はなくなりませーん(笑)

 

実際目の当たりにして、びっくりしました。
観ている人の視界に入ろうがなんだろうが、関係ないみたいです。

乾杯したい相手と乾杯、ところ構わず立ち話。

日本人は、ステージ演目が行われてると、多少は見てるふりとかしてくれますよね(笑)
けど、そんなの全くお構いなし。

何度も何度も乾杯して、音楽に負けじと大声で話すくらいの国民性みたいでした。

バルーンアートパフォーマンス

誰もが振り向くパフォーマンスができるようになりたい。

ほとんど観てる人がいない。
それに気づいちゃったときは、かえって、焦りました。

最初から言われてたけど、始まったら多少は観てくれるでしょ、ってどっかで期待してたんですよね。

それが、逆に焦りというか、振り向いてほしいっていう欲を生んで、心臓バクバクになりました。

自分の実力不足なんじゃないか。魅力ないパフォーマーなんじゃないか。

ステージの真ん前の人にまで知らん顔されると、さすがにショックが大きかったです。

バルーンアートパフォーマンス

とはいえ、先生は観てくれてましたからね。
たった一人でも観てくれるなら、私はどこででもやるって決めてるんです。

4曲使って2作品ひねったんですが、実はうしろ2曲の振りが決定したのは水曜日。

ずっと仕事が忙しくて復習ができず、せっかく良いものができたと思ってたのに…全部ぶっ飛びました😱

 

けど、アドリブ演舞なりに先生にお褒めいただき、最後は“観てなくて当たり前”のお客様からの拍手もたくさんいただけたので、結果オーライ‼

 

どんな状況でも最後までやりきること、パニックになったときほど冷静になること。
たとえ誰も見てくれなくても、自分の役割を全うすること。

500人~700人の前でパフォーマンス出来る機会自体、日本でもめったにない機会です。

 

きっと、行く前の私より成長できた、すごく良い経験になりました。