にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

バルーンアートの作り方〜しっぽのぽんぽん編

『しっぽに息を吹きかけてください』

バルーンアートパフォーマンス
こんなふうに、バルーンアートの犬のしっぽの先が膨らむところを見たことはありませんか?
今回はこの、“しっぽのぽんぽん”と私が呼んでいる部分の作り方を解説していきます。

犬のしっぽのぽんぽん(Dog’s Tail)

準備するもの

  • 260サイズの風船で作った犬(ベーシックアニマル) 1匹

作り方①先端を残して握る

バルーンアートの犬

しっぽの先を1cmくらいはみ出させて、親指と人差し指の根元で挟みます。
空気の入っていない状態の風船と同じ厚み分だけは空けて、絶対に手を広げないようにしてください。

挟んだ部分以外で、しっぽの空気が入っていない部分が残る場合(写真左下)、人差し指と中指で押さえていきます。

この+αで押さえた部分も、絶対に広げてはいけません

◇◆---------広げちゃダメな理由--------------◆◇

風船の中の空気は、一番近くて一番ゴムが柔らかくなっている部分に動きたがります。
押さえた手を広げてしまうとしっぽが延長して伸びていき、先端に空気を送りづらくなってしまいます。

◇◆--------------------------------◆◇

作り方②すき間を埋める

バルーンアートの犬

先端を押さえた方の手は、薬指と小指しか動かせません。
この2本の指だけだと、しっぽの中の空気は後ろ足側に向かってしか動きません。

反対の手を使い、しっぽ全体をすき間なくつかむように持ちます。

しつこいようですが、先端を押さえている手の薬指・小指以外は絶対に広げないように押さえたままにしてください。

作り方③空気を送る

バルーンアートの犬

上の写真で説明すると、右手の薬指・小指、左手全体を同時に握ると、先端の部分に空気が押し出されるはずです。

もしもできない場合は、先端を注視しながら、軽く握ってみててください。
少しでも膨らむようならやり方はあっています。
あとは力を入れて握るだけです。

ピクリとも動かない場合は、しっぽの空気の入っていない部分を強く握りすぎて、空気の通り道を塞いでいる可能性があります。
親指と人差し指の付け根部分・人差し指・中指で押さえているところをほんの少しだけ開けてください。

一度でも成功させることができたら、やり方は身に付くはず。

息を吹きかけるタイミングと合わせて使うと、まるでマジックみたい!と喜ばれるテクニックです。犬のしっぽ以外では、お花でも使えます。

人前で“ふっ”とひと吹き、ぜひやってみてください♪