にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

バルーンアートの作り方〜ひねり方:ロックツイスト編

バルーンアートのひねり方技法のひとつ、ロックツイストのやり方について、です。

バルーンアートといえば、の犬として知られるベーシックアニマルに使われているものなので、認識しやすいと思います。

このブログで最初に教えるテクニックなので、根本的な“バルーンのひねり方”についても説明していきます。

ロックツイスト(Lock Twist)

2つの楕円形を一つにまとめる形です。ひねり合わせると固定(lock)され、手を離してもほどけません。

今回は技法の紹介なので、適当な長さに膨らませたバルーンを使用しています。

作り方①楕円形を1個作ります。

ロックツイストのやり方

大きさを決め、ひねる部分を潰すように握ります。

片手は固定させたまま、もう一方の手で風船を3回くらい回し、ひねり目が戻らないように持ちます。(手を離すとほどけます)

たくさん回すと、ゴムが引っ張られすぎて切れることがあります。
回す回数が少ないと、ひねり目がほどけやすくなります。

子どもなど、手の小さい方は4回〜5回を目安に。手を離しても戻らなくなるまで回すのは、やりすぎです。

このとき、回した方向を覚えておきましょう。

バルーンアートのロックツイスト

写真の手で説明すると、左手は固定、右手を手前から奥の下へ向かって回しています。

このまま次の楕円形を作るときに右手を奥から手前の下に向かって回すと、前のひねり目がほどけてしまいます。

一定方向に回すこと、覚えておいてください。

バルーンアートの作り方

作り方②楕円形を2個作ります。

①と同じ大きさの楕円形を、続けて2個作ります。(合計3個になります)

押さえておくのが難しいと感じる方は、1つめのひねり目を薬指と小指の間に挟んでみてください。(写真参照)
手全体で掴んでいるよりは、次の楕円形を作りやすくなると思います。

バルーンアートのロックツイスト

それでも2個目・3個目が作れない場合は、人の手を借りる、足を使うなど工夫してみてください。

実は私の手、男性並みに大きいようで、持ち方についての女性向けアドバイスができません😭
たくさんバルーンアート作って発達したんかな(笑)

色んな作品を作って慣れていけば、自然と持ちやすい形は身につきます。
今後、作り方動画&ブログ記事を増やしていく予定ですので、チャレンジしてみてくださいね♪

バルーンアートのロックツイスト

楕円形の大きさは、作品によって、わざと大きさを変える場合もあります。
慣れないうちはやりづらいと思うので、最初の段階では同じにしましょう。

バルーンアートのロックツイスト

作り方③2個めと3個めの楕円形を合わせます。

1個めの楕円形と残りのバルーンを片手で一緒に持ちます。(1つめと3つめのひねり目を、一つにまとめます。)

もう一方の手で2個め・3個めの楕円形を持ちます。

合わせたひねり目を中心に、雑巾しぼりの要領で、両手を反対方向へ回していきます。
これも2〜3回でOK。

ここまできたら、手は離しても大丈夫です。

バルーンアートのロックツイスト

1個めの楕円形と残りのバルーンを寄せて掴んでしまうと、せっかく作ったひねり目がほどけます。(写真のように握った状態で左手を離すと、外れるのが分かると思います)

手を離しておけば、風船の中の空気が勝手に圧をかけあって固定されるので、むしろ離すようにしましょう。

これで、ロックツイストができましたー🎉パンパカパーン

バルーンアートのロックツイスト

最初にも書いたように、犬の作り方で使う技法です。

ロックツイストができた時点で顔に見えますね。

犬(ベーシックアニマル)についてはまた別の記事で説明しますので、お待ちください。

余談ですが、過去に出会った手の小さい女性マジシャンさんは、全ての指の間にピンポン玉を挟むマジックをしてました。

その場に居合わせた、世界で活躍するマジシャンさん数名が、

『そんな小さい手で、よく掴めるね‼️』

と驚嘆してるのを見てよっぽどすごいことなんだなぁ、と←あんまりわかってないw

実際行うところを目の前で見せてもらいましたが、指先まで力入れてるみたいで小刻みに震えてました。

作り方②のところで風船の持ち方について書いてるときに思い出したエピソード。
思い出したので、シェアさせていただきました。

無理そうに思えることも、練習で乗り越えられるはず。
そう思わせてくれた出会いです。