にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

小さな手との交流

アクアウォーク大垣

パフォーマンス中の写真がないんです…すいません。

今日は、アクアウォーク大垣さんでパフォーマンスしてまいりました。
私にって、かなりの意味を持った日でして、喋りがはしゃぎ過ぎでうるさいのなんの(笑)

でも、本当にここのステージに立ててよかった。
めちゃくちゃ嬉しかったんです。

お付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。

 

今読んでいる本に

 

『勝ちや負けを競い争う場所から退いたんです』

 

という一節がありました。

 

それはつまり、負けを認めたことなのかと思われるかもしれませんが、そうじゃない。

私にあてはめると、今現在、なんの賞も獲得していない私でも、お仕事のご依頼をいただけている現状のことだと思うんです。

 

中には

 

『自分の目で見て、この人がいいと思ったので、あなたにご依頼しました』

 

とおっしゃってくださるクライアント様もいらっしゃいます。

 

そこで改めて、賞争いをすることが重要になるでしょうか。

 

以前はもしかしたら何かタイトルを取ったら仕事がもらえるようになるんじゃないか、と思って、一生懸命大会に応募してました。
大きなフェスティバルにもチャレンジしてみました。

ほとんど動画審査の段階で落とされて、やっぱり悔しい思いもしました。

でも今は、何一つ受賞歴がなくても、お仕事をいただける状況にいるんです。

 

もし、何もないと依頼しません、と全てのクライアント様から言われたら、その時は頑張って何かを獲得しに行かなきゃいけないでしょうね。
でも、そうなったときに考えたらいい話じゃない。

握手

『握手してください』

 

笑顔の素敵な女性に言われて振り返った先に、彼女のお子さんがいらっしゃいました。

私の目からは、まだ、未就学の子どもさんに見えました。

 

『恥ずかしいみたいで、握手したいのに来ないんです』

 

そう言われて嬉しかったので、私から握手させて、と男の子に近づきました。

 

『この子が観たいって私をここまで引っ張ってきたのに、握手しないーっていうもんだから』

 

驚いて事情を聞くと、どうもウェブサイトを見て私のパフォーマンスを観たいとその男の子がいい、お母さんに連れてきてもらったんだそうです。

その事実に、ちょっと泣きそうになりました。

 

小さな小さな手と握手させてもらって、改めて思う。

こうして、私のパフォーマンスを楽しんでくださる方々の為にステージに立ちたい。
一人でも多くのお客様に、いつか私が体験した想いを体感してほしい。

また、今日から、頑張ります。