にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

初舞台

人生初の演劇の舞台4ステージ、無事終了しました‼︎
まずはお越し下さった皆さまにお礼を申し上げます。

舞台

相方してくれたくまちゃんです。
私はラボの所長・タカツキ、彼は部下のカワラサキ役でした。

憎たらしい役を演じたので、そんな感じに写っときました(笑)

初日1ステ目を、演出家さんに良かったと言ってもらえたのですが、昨年や過去に舞台経験のある人たちが口々に

 

『2ステ目はヤバイ』

 

と連呼し続けた初日19時の回。
セリフを噛む人、ミスる人が続出。

かくいう私も2回噛み、プラス怒鳴るようなシーンのおかげでやや喉が潰れ気味に…。

更には1ステ目にくまちゃんが怪我をしたらしく、明らかに動きのキレが悪くなっていた。

防塵マスクをして絡むシーンだったのですが、マスクの下の私の顔は相当心配顔だったんじゃないかと。
だってね、直後に痛みで足引きずってたその子を、追いかけ回すんですよ?

私自身も稽古中に打ち身アザを作りまくったシーンでありまして、2ステ目はセットにつまづいてマジごけもしました。

幸い怪我は無く済みましたが、日曜日の朝は喉も潰れたままだったし、前日より緊張が増しておりました。
のど飴じゃ回復、間に合わなかった😢

くれぐれも怪我のないように、と演出家さんからのお達しにもかかわらず、3ステージ目で…

怪我

 

やらかした😱

 

1時間休憩の間にドラッグストアへ走り、親切な店員さんにレジで処置していただきました。
当たり前だけど本番は湿布を外さざるを得ず、何もしてなくてもズキズキ痛む指を抱えての最終ステージ。

1度も納得の行く出来じゃなかったから、最後くらいは頑張ろう、って思ったのに、最初の出番でまたセリフをとちった。
ソデにはけるたびに、不安と、みんなに対しての申し訳なさで泣きそうになりながら、小指の痛みを気にしすぎる自分に苛立って。

結局次の出番でもセリフをとちり、最後のシーン直前は他の出演者の子の手を握ってました。

 

どうしよう、私。

また、噛んだりしたら…

 

実は最後の最後のシーンで、一度言いトチっていたんです。

同じセリフがまた来る。

 

一番最後のセリフがあるシーンなのに、また失敗したらどうしよう…

 

手を貸してくれた共演者の子に、私の長セリフがカッコよくていつも鳥肌立つんだよ、と励ましをもらって挑んだ最後のシーン。

暗闇で待機しているときは色んな思いが駆け巡り、また泣きそうになる気持ちをグッと抑えて、ライトを浴びた。

舞台

最後のシーンは、セリフを失敗せず、言えた。

 

よかった。

終わった。

 

自分の言葉が芝居全てに影響する気がして、怖かった。

あの時失敗したのが、お客様にどう影響したのか。
物語の理解に、楽しさに、どのくらい悪影響を及ぼしたか。

1ステ目で客席から聞こえた寝息を悔しいと感じたのに、そもそも失敗してたら悔しがる権利もない。

そんなことばかりが頭をよぎって。

全てが終わって楽屋に帰ってから、もう二度と演劇はやりたくないと言った私に

 

『責任感が強いからだね。でも、逆もあるんだよ』

 

と、多少舞台経験のある共演者の皆さんに教えてもらった。

足を引っ張ることもあり得るかもしれない。
でも、みんなの力になれることもある。

集団でやる演劇も、1人でやる大道芸も、どちらも魅力的なものには変わりないと分かった。

 

大嫌いだった“演じること”、苦手だった“集団行動”。

名古屋演劇教室を通じて、少しは克服できただろうか。

 

とにかく明日はレントゲン取りに行きます(笑)
おやすみなさい……