にじいろふうせん

バルーンアート活動のいろいろを書いています。

アイディアの教科書

日常生活なら、いかに効率良く朝の準備を終えるか。

仕事なら、いかにお客さんが使いやすい製品を届けられるか。

バルーンアートのことなら、新しい作品作り・新しいパフォーマンスを作ろうとしてるとき、どうしたらいいアイディアが出せるかと考えます。

その、アイディアの出し方なんて本あるんかなー?と思ってたら、ありました。

2005年発行でしたが、内容が古いなんてことは全くない。

どころか、絵本のような素敵な装丁は、それだけで思考をくすぐられる気がしました。

ちなみに、本の中では“アイデア”となっていますが、私自身が“アイディア”じゃないと気持ち悪い😅ので、表記ずれはご勘弁を。

新しいアイディアというのは既存のアイディアの掛け合わせで、本当に新しいもの、というのはほぼ存在しないと書かれてました。

1つのアイデアは、定義上は単数ですが、複数の古いアイデアが合成してできたものでもあります。既存のアイデアの合成ではないものは、ほとんどありません。いや、存在しないのではないでしょうか。〜20ページより

私は全てのものをすぐリセットさせたくなる性分なんです。うまくいかなかったら全部捨てて、また1からやり直したい。

けど、既存のアイディアが新しいアイディアの元になってるんだとすると、今あるものを大事に扱わないといけないなと反省。

別の使い方を考える、何かひとつだけ入れ替えてみる、できないことをあえてやってみる。

捨ててしまったアイディアに改めて向き合う方法もたくさん紹介されてます。

2冊目のこちらは、子どもの発想からアイディアの出し方を学びましょうという感じ。

昔の自分を振り返ってこんなときもあったのに…って残念になる。

誰にでも経験あると思うけど、学校なり家なりで“こうしなければならない”を教え込まれてしまうから、自由な発想ってなくなっていくのよね。

その、一度入り込んでしまった殻を破るための本、ですね。

『当たり前』とか『常識的に考えて』とかは捨てて、誰かに笑われるかもしれない、誰にも理解してもらえないかもしれないアイディアも“一つの正解”として持っておけばいい。(わざわざ披露してバカにされる必要はないけど)

私は普段、子どもと接する機会はありませんが(パフォーマンスを見てもらうことはあっても、ガッツリ喋ることはありませんからねー)、素直にぽろっ、とこぼす一言に学ぶ機会はありそう。

レジで並んでるとき、レストランで隣り合った家族に子どもがいたら聞き耳たてちゃお😁